2014年6月22日日曜日

最新の放射線治療IMRTとは?

不思議なご縁で母が受けることが決まった放射線治療「IMRT」。

初めて知ったのは、確か、○藝○秋か何かで ある教授が書かれていた
最新癌治療の記事を読んだ時でした。

父のセンサーが、きっとそれを手に取らせたんです。笑



IMRT(Intensity Modulated Radiation Therapy 強度変調放射線治療)とは、
コンピュータ制御によって、腫瘍の形状に合わせて多方向から照射できるよう、
立体的に計算されたビームを用いた放射線です。

素人からしたら、 えっ、どーゆーこと???笑



これまでの放射線では、照射が困難だった部位の腫瘍でも、
このIMRTなら攻撃が可能なんだとか。

母のように、手術での腫瘍摘出が困難な部位というのは、
放射線を当てることも大きな負担となります。

特に膵臓は主要な血管が通っている場所、
それに消化器が密集しているため、
通常の照射では、正常な内蔵たちも攻撃してしまう事になります。
(そのダメージが、いわゆる副作用ですよね、。)
その為、線量を上げる事が出来ず、治療効果も期待出来ない事が多いんだとか。


それを・・・です、


このIMRTなら、
腫瘍の大きさ形を計算してコンピュータに読み込ませることで、
腫瘍部分にピンポイントで照射する事が可能なので、
周囲の正常な組織への照射を減らすことができ、
副作用を出来るだけ軽減させながら、強い線量を効率的に照射することが
出来るんだそうです。

へぇ〜〜っ、、!@@



ちなみに、IMRTには3機種あって、

■高精度のロボットアームによって、
あらゆる方向から集中的に腫瘍に照射できる「サイバーナイフ」
(X線透視システムにより、精密な位置補正が可能なため、
これまでの「ガンマナイフ」のように、金属製ネジを直接刺す事なく
照射できるそうです。)


■肺や肝臓など、呼吸による臓器移動の影響が大きい部位には、
呼吸の動きを補正しながら、ピンポイントで効率的に照射できる(呼吸性移動対策)
「トゥルービーム」


■回転しながら360度全方向から腫瘍に照射できる「トモセラピー」
小さな腫瘍から、リンパ節や近接臓器に浸潤するような大きさの腫瘍に対しても
治療が可能。
脊髄や唾液腺といった、放射線によって障害を受けやすい臓器に近接する
頭頸部癌や、脊髄を取り巻くように広がる骨腫瘍、
直腸と膀胱にはさまれた前立腺癌なども治療可能。





母が受ける事になったのは、上記3つのうちの「トゥルービーム」です。


まさか、こんな最先端の賢いマシンに助けて頂けるとは・・・


基本的には、西洋医学治療の常識を覆し隊(笑)の精神でおりますが、
こんな賢い集団に囲まれると、そうも言ってられません。。


助けて、!
母を助けて、!


その一心で、
すがれるものにはすがりまくりたいと思います。。。笑



もちろん、冷えとりはフルコースで続けていきます。^^




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