2015年9月20日日曜日

腹水の本当の原因は?

長い10日間でした。


生死を彷徨い、
癌を放り出してバンザイしたのも束の間、
前回の腹水よりは少ないですが、
母のお腹に溜まっていくお水たちが手強く、
この10日間だけでも色んな事を試しました。


まず、癌の肝臓転移やらで腹水が起きていると
主治医達は思っておられたようですが、
以前に書いたように(アレ?書いたっけ、?^^;汗)、
それだと利尿剤はここまで効かないとの事。

とすると、
肝機能低下による(低アルブミン血症)腹水、
という見解が一般的なようで。
あの日のCTでは、「肝硬変」もよぎったでしょうか。

でも血液検査上では、今のところそこまで悪い肝数値ではありません。
ALT(GPT)、AST(GOT)はずっと正常値、
γ-GTPは51。
ALP(アルカリホスファターゼ)はまだ500ありますが。

上記が良くても、
コリンエステラーゼ(ChE)が異常値だと
肝硬変の疑いがあるようで、
母の数値は確かに低いのでなんともいえませんが、
肝臓は機能してくれているとふみましょう。



そこで。
腹水を引き起こすアルブミン不足は、
アルブミンを作り出す肝臓がただ弱いからではなく、
別の箇所に問題が起きているのは??というお告げが。笑

高性能なIMRTといえど、
膵臓周辺のリンパ管なども損傷している可能性はゼロではありません。

確か、浮腫み出したのは、
IMRT(放射線治療)を受けたひと月後くらいからでした。

足だけだと、アルダクトンを1錠も飲めば引いていましたが、
お腹にまで来ると、ラシックスも合わせて2錠ずつでやっと、、という感じ。
しかも、1度目よりもやはり効きが悪いです。


低血圧もポンプ力という意味では
浮腫みの原因のひとつでしょうけど、
リンパ管自体が損傷していたら、
大事なアルブミンも漏れているのかもしれません。

主治医にチラリと聞いてはみたものの、
「リンパ管・・・」と呟かれただけで回答はありませんでした。笑

一般的に言われている腹水対策として、
「安静に」
「塩分摂取には注意」

と言われただけでした。


何せ、どちらの主治医も、今月が山だと思っておられるので
もう多くを語られません。^^;

母が 手を引かれながらも
きちんと両足で歩いて通院している事に驚かれている様子。
車椅子移動は、ステント交換直前で熱があった時だけです。

小さな小さな体で歩く姿は、
さすがに院内でも目立つようになりました。
この病院では、母のような状態の方をお見かけすることは
ほとんどありません。
皆さん、ふくよかだし、リッチな検査入院のためだけだったりと
(見た目で判断してはいけませんが。^^;)
とてもしんどそうには見えません。

ですから、
母を見て不安になる方もおられるかもしれません。
「私もああなるのか」と、。。(ごめんなさいね、、)

通常、母のような状態だと
とっくにホスピスコースなのでしょう。



そうはいくもんかーーーーーい。笑



えーと。
何を書いてましたっけ?汗
あ、そうそう、腹水です。^^;

利尿剤を服用しながら、
1度もやっていなかった、ビワエキスでのコンニャク湿布も試しています。
(これは気持ち良いようなので暫く続けます。^^)

「天南星(てんなんしょう)」という漢方の粉を
足裏に貼って寝る「天南星湿布」は、
1度しただけであまり気が進まない様子だったので保留。。。

血圧を上げるべく、
お塩を少し意識して摂るようにとも思ったのですが、
主治医に「塩分はダメ」と言われてしまったものだから
素直な母はスッカリ、塩控えめさんになってしまい断念。。
せっかく購入したのに〜〜 「ぬちまーす」笑

リンパマッサージは、私が居る間に2回、
鎖骨に始まり鎖骨に終わる 体の流れに驚きながら、
(毎回勉強になります。)
「ありがとう」を唱えてマッサージ。笑

くるぶしには確かに、リンパ液が溜まっているとみられる
色素沈着がありました。
足湯しているとめんげんとしても同じような症状が出るので
分かりにくいですが、、(今回、足指の皮もまたまた脱皮&再生)
今は少しずつ色も戻って来ています。




腹水のせいで、
せっかく戻った食欲も気力も再び落ち始めた母に、
何とか元気になってもらいたいと毎日祈り、
せっせと触れ続けました。

利尿剤は腎臓を強制的に動かすので、負担がかかるのですね、
東洋医学では、臓器にも心の役割分担があると言われています。
腎臓は確か不安やうつに関係していたかと。
さらに臓器同士にも関係があって、助け助けられを続けているんだそうです。
(サイコロネタで言うと、
婦人科が悪いのは腎臓をかばうせいだとも言われています)

もしかしたら利尿剤を服用し続けることで、
母のあのウソみたいに完璧だった精神状態(笑)が
落ち込み始めたのだとしたら、、

そう考えると気ばかりが焦り、
もう気が休まることがありませんでした。



数日、気力が落ち、食欲も落ちていた母ですが、
(また痩せたみたい、。;;)
ようやく腹水が少しずつ減り始めてくれて、
足はすっかりガリガリ(それはそれで。。TT)になったので、
思い切って利尿剤の服用を中止しました。
本人の意思です。
きっとこのタイミングにも意味があるのでしょう。


腕なんて、もう、親指と人差し指ですっぽり掴めるんですよ、
そう、親指と人差し指です。
GOOD!の指ポーズで、その輪を見てみると
直径5cm未満です。
恐ろしいサイズです。


この姿を見て、不安にならないわけがない。
母は、本当によく頑張ってくれています。
涙を見せず、生き抜いてくれています。


見ておれリンパ管!
必ず修復して復活するのだ!!





そして・・・
排毒 第2波がやってきました。

続きは次回に〜



2 件のコメント:

  1. 初めまして、いつも拝見しています。ここ最近更新がなかったので心配していました。

    私の父も中咽頭がんで闘病中です。手術の後再発して抗がん剤、放射線治療を経て現在冷え取りと食事療法をしています。
    私にも姉妹がいるのですが、病気に対してそれぞれの考えがあり、冷え取りはなかなか効果が表れにくいので冷え取り第一の私とはたびたび対立してしまい、その度に父にストレスを与えてしまっていると後悔したり、、、の毎日です。
    charmさんはいつも前向きで優しくで素晴らしいと思います。私もcharmさんを見習っていきたいと思っていつもブログを読んでいます。
    応援しています。

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    1. ちゃこさん、初めまして♪
      コメント頂き有り難うございます。^^
      これまでも来てくださってたんですね、;; 有り難うございます!

      お父様も闘っておられるのですね、お身体を酸性にしないようバランスを取られて、温かく穏やかに過ごされれば、きっと良くなられますね♪

      冷え取り法の理解を得るにはなかなか難しいですよね、とても分かります。
      説明だけでは伝わらないでしょうし、体感として、または見ていて回復を感じる事でしか、共感は得られないのかなぁと、。
      私も悩んだ時期がありましたが、じわじわと時間をかけて家族を洗脳させております。^^;(私の場合は、自分の身をもって効果?を見せられたのがラッキーでした。)

      温かいメッセージに感謝いたします。^^*
      こうしてお仲間と出逢える事が、私にとって大きな支えです。

      必ず、全てがうまくいく!と信じて、一緒に踏ん張らせてください。^^

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